仕事に使う道具(缶バッジマシン)と缶バッジの作り方

仕事に使う道具(缶バッジマシン)と缶バッジの作り方

缶バッジを作成するするときにはこのサイトのトップページあるような機械を使い作業していただきます。その機械とは、どんなものかが気になることと思いますので、写真等をお見せしながら説明させていただきます。

これが缶バッジマシンです。ちなみに32ミリノーマルピンのバッジが作れちゃいます。

これが缶バッジマシンです。ちなみに32ミリノーマルピンのバッジが作れちゃいます。

上の写真が缶バッジマシンです。これは比較的小さいサイズのものですが、大きいものになりますと見た目も大きく感じて、重いです。

使うパーツはこの4つです。

使うパーツはこの4つです。

缶バッジを構成するパーツは4つです。たった4つのパーツでできてしまうんです。写真の左上にあるのが原稿で、その右にあるのは透明のフィルム(マイラー)です。下の左側は表のフタ(シェル)、右にあるのは裏のフタ(バックパーツ)になります。

お仕事をお任せするときには、缶バッジマシンと原稿、パーツをお渡しします。持ち帰る際に伝票と仕事内容、パーツの数量などを確認をお願いします。指定の仕様で缶バッジを作ったら、完成品と残りのパーツ、マシンを弊社に戻していただきます。

さてこのパーツを使ってどのようにして缶バッチは作られるのでしょうか?
作り方の手順は以下のようになります。

原稿と透明フィルムをもってホコリをはたきます。

原稿と透明フィルムをもってホコリをはたきます。

まず、原稿と透明のフィルムを左右にもって、それぞれをパチパチと当てるようにして原稿についたゴミをはたいていきます。このはクオリティに影響しますので細かいホコリ等が原稿とフィルムの間につかないように念入りにはたいてください。だいたい7,8回はたくとホコリが残ることはないかと思います。

表の金型の中に表のフタを置きます。

表の金型の中に表のフタを置きます。

マシンの表の金型の中に表のフタをのせます。

表のフタの上に原稿と透明のフィルムを乗せていきます。

表のフタの上に原稿と透明のフィルムを乗せていきます。

次に表のフタの上に原稿を乗せて、さらに透明のフィルム(マイラー)を乗せます。

 

原稿の向きやホコリなどがないか確認します。

原稿の向きやホコリなどがないか確認します。

原稿と透明のフィルムを乗せたら、向きが間違ってないか、フィルムと原稿の間にゴミ等がないかどうか確認します。

 

ガチャンと1回プレスします。

ガチャンと1回プレスします。

ゴミ等を確認してOKなら、表のフタをハンドルの向こう側に回転させて1回「ガチャン」とプレスします。大きいサイズになると多少チカラが必要になります。ハンドルを下まで完全に押してください。

裏のフタを乗せます。

裏のフタを乗せます。

プレスしたらハンドルを起こして手前にある裏面の金型に裏のパーツを乗せます。

 

裏面の金型を向こう側に回転させてガチャンとします。

裏面の金型を向こう側に回転させてガチャンとします。

裏面のパーツを乗せたら、金型を向こう側に回転させて「ガチャン」ともう1回プレスします。

金型を回転させると、ハイ!出来上がり!

金型を回転させると、ハイ!出来上がり!

プレスが終わったらハンドルを起こして金型を回転すると、出来上がりです。

細かい毛ホコリやゴミ等がついてないか確認します。

細かい毛ホコリやゴミ等がついてないか確認します。

金型から缶バッジを取り出して、細かいゴミ等がないかどうか確認して問題がなければ完成です。

パーツが少ないから作業としては単純ですが、ゴミやホコリなどが目立つと商品にはなりませんので、作る前にゴミをきれいに落としたり、ゴミがつかないように作業するといった気配りが大切です。あなたが作業された缶バッジがその先のお客様の元で販売されたり、配布されたりします。